運用・保守
『Barracuda Backup』IT-BCP対策 / ランサムウェア対策
ランサムウェアをはじめとしたサイバー攻撃が深刻化する中、バックアップの重要性がますます高まっています。Barracuda Backupは、ハードウェア・ソフトウェア・クラウドを統合し、バックアップデータを安全かつ効率的に保護するソリューションです。
ランサムウェアの猛威と高まるBCP需要
近年、ランサムウェア被害が大きな問題となっており、医療機関や港湾設備などインフラへの攻撃例も増加しています。VPNやリモートデスクトップの脆弱性を突いた標的型攻撃が増加し、感染後にバックアップデータまで暗号化される被害も多数報告されています。そのため、ランサムウェア感染後にバックアップからの復旧に失敗するケースもあり、自体は深刻です。
他にも、自然災害や予期せぬ設備障害のリスクも高まる中、IT-BCP(事業継続計画)においては会社外へのバックアップ保管や故障時の代替方法を用意することが重要です。
Barracuda社が提供するBarracuda Backupはこの課題の解決手段のひとつです。
Barracuda Backupが選ばれる理由

1. ハード・ソフトを一括提供
バックアップ環境を整える上で必要な、ハードウェアやソフトウェア、クラウド環境などを一括提供いたします。複数のベンダーからシステムを組み合わせる手間を省き、バックアップ環境をトータルで設計。面倒な連携作業やライセンス管理を一本化でき、運用負荷を大幅に削減します。

2. 安心の国内データセンター
遠隔バックアップ先は、日本国内のデータセンターを利用しています。
これらのクラウドIDCは、ファシリティスタンダードの最高基準相当、セキュリティ対策も徹底されています。安心して利用できる環境が整っています。

3. セキュアバックアップ
バックアップの安全性を担保するため、不要な接続を禁止することでランサムウェアからバックアップデータを隔離し、安全にお客様のデータを保護します

最適なバックアップ運用を実現する機能群
二要素認証とロールベースアクセス制御
Barracuda Backupではセキュアトークン認証やグローバルIP制限を行えるため、管理者アカウントの不正利用を厳格に防止。担当者ごとの細かなアクセス制御も可能です。
エアギャップ機能でランサムウェアをシャットアウト
クラウド上のバックアップデータには削除の遅延(30日間)を設けており、不正な削除操作が行われても即座にはデータが失われない仕組みを備えています。
リアルタイムバックアップ & スケジューリング
ブラウザ経由でBarracuda Cloud Controlにアクセスし、リアルタイムで進捗監視が可能です。
日次・週次・月次・年次など、スケジュールと世代管理をカレンダー形式で直感的に設定できます。
暗号化通信(TLS)
インターネット経由のデータ送信はTLS暗号化で保護いたします。
機密性の高い情報でも安全にバックアップ可能です。
モデルラインナップ & 容量可変
初回バックアップデータ量の2倍以上の容量を推奨しておりますが、状況に応じた拡張が容易なためデータ増加にも柔軟に対応可能です。

よくある質問
Q.自社環境にうまく導入できるか知りたい
実際にお客様の環境で利用できる評価サービスがございます。評価期間中はエンジニアによる技術支援もいたします。
Q.オンプレミス環境だけでなくクラウドサービスもバックアップできますか?
Microsoft 365や他のクラウドサービスにも対応し、オンプレミスとクラウド環境を含めたハイブリッドバックアップが可能です。すべて一元管理できるため運用がシンプルになります。
Q.データ保管先のセキュリティはどの程度確保されていますか?
定期的に第三者機関による監査を受けておりSOC2やSSAE 16 Type II認定をクリアしております。さらにグローバルIP制限・多要素認証などの機能を組み合わせることで、安全性を高めています。
Q. IT-BCP対策としての導入メリットをもう少し詳しく教えてください。
災害やシステム障害時に迅速な復旧を行えることはもちろん、遠隔地保管や共有アクセス禁止、ロールベースアクセス制御など、BCP要件のすべてを包括的にサポートします。また、株式会社テンダがBCP策定のノウハウも含めてバックアップ体制を最適化し、長期的に安心できる運用を目指します。
価格など詳しくはお問い合わせください。